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2011年11月16日

意味が分かると怖い話 解説29

意味が分かると怖い話29の解説をします。

まずは、本文。

一人の女の子がいた。性格は明るく、小学校ではたくさんの友達に囲まれていた。
また、女の子は大のおじいちゃん子で、おじいちゃんも女の子の事を本当に可愛がった。
しかし、おじいちゃんは今は入院しており、余命は長くなかった。

医師がもう残りわずかの命である事を伝え、女の子は両親に連れられ病院に行った。
病室で女の子の両親はおじいちゃんと話した後、医師の説明を受けに病室を出て行った。

病室には女の子とおじいちゃんの二人。
女の子はおじいちゃんに、学校の事や最近楽しかった事などいろいろな事を話した。
しかし、途中で女の子は泣きながら

「おじいちゃんいなくなるの?」

と聞いた。するとおじいちゃんは

「おじいちゃんが死んだら、お父さんとお母さんと一緒にかなしんでくれるかい?」

と言った。女の子は

「うん・・・。でも死んじゃいやだよ」

とつぶやいた。
その後、女の子は家に帰ることになり、その次の日おじいちゃんは帰らぬ人となった。
女の子はその日、わんわん泣いた・・・。

一か月後、ある記事が新聞の隅に載った。
一部抜粋すると

「一家心中、動機は全くの不明。女の子の名前は斉藤加奈ちゃん」

ここから解説

お父さんとお母さんと一緒にかなしんでくれるかい?
             ↓
お父さんとお母さんと一緒に加奈死んでくれるかい?

加奈ちゃんの家族を連れていった。
寂しかったのかもしれないが、孫や子供たちを道連れにするのは
どうかと思いますね・・・。



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Posted by 山川良太 at 17:56│Comments(0)怖い話
 
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