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2012年01月18日

意味が分かると怖い話 解説52

意味が分かると怖い話52の解説です。

まずは、本文。

俺とユウキとアズの3人は、小さい頃からの幼馴染だ。
3人の親の仲が良かったので、家族ぐるみでの付き合いをしていた。

俺達が中学2年生の時、アズの母親が交通事故で亡くなった。
アズとアズのおじちゃんはとても泣いていた。
暫くすると、アズはアズのおじちゃんの実家に引っ越していった。

それから1年位たった頃、アズから俺とユウキ宛に手紙が届いた。

【〇〇(俺の名前)とユウキへ】

たのしい季節もあっという間に過ぎますね、私は元気です。
けれど、こっちの生活にも慣れないといけなくて・・・
ちょっと大変、そういえばあの秘密きち!
にんげんが3人入れたよね、あとねこ!
ロックって名前だったね、ちっちゃくてさ。
れんらくあんまり取れなくてゴメンね、またおくる。

PS;ちなみにこの手紙は父と一緒に書いてます。
   また会いたいなぁ

                       アズ

手紙を読み終わったあと、ユウキが疑問有り気な顔で
もう一度手紙を見せてくれと言った。
手紙を渡すと、食い入るように読み

「やばい・・・」

と言った。
俺ももう一度手紙を読み、理解した。
すぐに両親に事情を話し、急いでアズの元へ向かった。

手紙の行の最初と最後の文字を抜き出して読むと、
「たすけてちちにこされる」となります。
名前のアズというのもアズ→A to Z→最初から最後
というヒントとなっているそうです。



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Posted by 山川良太 at 20:07│Comments(0)怖い話
 
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